「プロに頼んでホームページを作ったのに、ぜんぜん反応がない…」
そんな声をよく耳にします。
デザインもきれいで、スマホ対応もばっちり。
それでも問い合わせが増えず、気づけば“放置サイト”に。
実はこれ、「制作会社まかせ」で終わってしまうケースによくあることなんです。
1. 制作会社のゴールと、事業者のゴールはちがう
制作会社の仕事は、ホームページを「作ること」です。
デザインして、文章を入れて、動作確認して、納品。
つまり“完成した瞬間”が仕事のゴールになります。
一方で、企業や店舗にとってのゴールは「ホームページから成果を出すこと」。
お問い合わせや来店、予約、売上のアップなどが本当の目的です。
しかし制作会社は納品後、次の案件へ移ることが多く、
運用や改善のサポートまでは関わらないケースも少なくありません。
結果として、「作ったけれど成果が出ないホームページ」ができあがってしまいます。
2. デザインがきれいでも、人は動かない
「見た目がかっこいい=反応がある」とは限りません。
実際に成果を出しているサイトは、見た目よりも導線がしっかりしています。
導線とは、訪れた人が自然と行動したくなる流れのこと。
たとえば――
- 最初に「どんなメリットがあるか」が分かる
- 「次に何をすればいいか」が明確
- 信頼できそうだと感じる情報が配置されている
こうした流れがないと、せっかくアクセスがあっても「なんとなく閉じる」だけで終わってしまいます。
制作会社はデザインのプロではありますが、
人を動かす仕組みまで設計できているとは限りません。
■3. 運用を続けないと、ホームページは古くなる
ホームページは、作って終わりではありません。
車やお店と同じように、定期的に見直さないと性能が落ちます。
「アクセスはあるのに、問い合わせが来ない」
「どこを直せばいいか分からない」
そう感じるときこそ、データを見ながら少しずつ改善していくことが大切です。
しかし、運用をすべて外部に任せてしまうと、
どのページが見られていて、どこで離脱しているのかといった“数字の裏側”が見えません。
つまり、「何が原因なのか」が分からないまま、時間だけが過ぎていく状態になります。
■4. 自社の強みが伝わっていない
制作会社は、各業界の専門家ではありません。
そのため、どんな顧客が多いのか、
どんな言葉で信頼を得られるのかなど、
現場の感覚までは理解しきれないことが多いのです。
結果として、「きれいだけれどよくあるホームページ」になりがちです。
他社と似た内容になり、印象に残らない。
本来は、自社の“強み”や“ストーリー”を伝えることが最も重要です。
そこが抜け落ちると、どんなにデザインが美しくても成果につながりにくくなります。
■5. 成果が出る会社は、“気づける仕組み”を持っている
成果を出している会社の共通点は、「気づける仕組み」を持っていることです。
「どのページが見られているのか」
「どんな人がアクセスしているのか」
「どんな言葉で検索されているのか」
こうした情報を定期的に“見える化”し、
どこに伸びしろがあるのかを確認しています。
一方で、運用をすべて外部に任せてしまうと、
この“気づき”が得られません。
気づけない=改善できない、という悪循環に陥ってしまうのです。
■6. すべてを自社で行うのは難しい。だからこそ「第三者の視点」を
とはいえ、データを分析したり、改善策を考えたりするのは簡単ではありません。
日々の業務の中でそこまで手を回すのは現実的に難しい、という声も多いです。
そこで大切なのが、第三者の客観的な視点です。
外から見てもらうことで、自分たちでは気づけなかった
「もったいないポイント」や「改善のヒント」が見つかります。
ボタンの位置を少し変えるだけで問い合わせが増えたり、
文章を少し整えるだけでクリック率が上がったりすることもあります。
■まとめ:ホームページは“成長させるもの”
ホームページは、作った瞬間がゴールではありません。
むしろそこからがスタートです。
少しずつ育てていくことで、集客や信頼が積み重なっていきます。
もし現在、
- 作ったのに成果が出ていない
- 改善点が分からない
- 制作会社からの提案が止まっている
と感じるようであれば、
一度「今のホームページの状態」を客観的に見直してみることをおすすめします。
多くのホームページには、まだ“伸びしろ”が眠っています。
見た目やアクセスだけでは分からない改善のヒントを、
専門スタッフが分析してお伝えする「伸びしろ発見レポート」。
数日後に届くレポートには、
サイトを“成果が出るホームページ”に変えるための
最初のヒントがきっと詰まっています。


